本当に文章を書くのが苦手だった小学生時代の私。

むかしから本を読むのは
好きだったから、

「自分も文章を
書きたいなぁ・・・」
(*´▽`*)

とあこがれていたのだけれど、

本当にああ無情にも

全然文章が
書けなかった
ワタシ。
(´;ω;`)

今でも色濃く
記憶に残っているのが、

小学1年生の
ときの
読書感想文。

どんな本を
選んだらいいか
わからなかったし、

ましてや
文章の書き方が
わからなかった。

「書くぞ!!」

って意気込んだものの
全く書けない。
(;・∀・)

それで、結局
家にあった本(っていうか絵本)を
引っ張り出して、

そうそう、確か
「眠れる森の美女」
だった。

これを読みながら
ひーひー言いながら
宿題を書いた。

書き方が
わからないし、

親は
「学校の宿題は自分でやるもの」
ってスタンスだったから、

手助けナシ。

神様ヘルプ!!!!!
状態。
(ノД`)・゜・。

仕方がないから
ほぼほぼ
あらすじを
書いただけ。

分量にして
小1向けの
文字が大きめの
原稿用紙に
5枚分。

内容はないのに
分量だけ多め。

当時は一生懸命
仕上げたとはいえ

長いだけの
「あらすじ文」
に対して

先生のコメントは
どのようなものだったか?

「がんばって
たくさん
書きましたね。」

このコメントなに?
(・・?

これ、ほめてるの?

ほめるところがないから
分量のことだけ
評価しているの?

わたしは
頑張るしか
能がないの?

いまならここまで
言語化できるけど、

当時のわたしは
なんともいえない
さえない表情で、
浮かない気持ちで

教室の後ろに
はりつけになった
原稿用紙5枚を
死んだ魚の目で
みつめていた。

この後も、
文章書けないコンプレックスは
すさまじかった。

自分の文章で
いちばん気に入らなかったのは、

作文を書くとき
文末がほぼ全て

「思いました。」

になってしまうこと。

すごくダサい。

とてつもなく
ダサい。

いやだ。

全部破いて捨てたい。

人に見せたくない。

と嫌悪していたものの

別の書き方を
教えてくれる大人は
いなかったし、

本をたくさん読んでいても
「どう書けばいいのか」
という気づきに至ることは
できなかった。

そうこうして
多少成長して、
小学校4年生に
なったころだろうか。

「思いました。」

の他に

「感じました。」

「考えました。」

という表現も
使えるな、

と気が付いた。
(・∀・)

「その程度?」と
大人目線なら
感じるかもしれないけど、

当時の私にとっては
大発見だった。

「思いました。」

「感じました。」

「考えました。」

今までよりは
単調にならないぞ!

と喜んだのも
つかの間。

「なんか3パターンを
順番に使いまわして
いるだけじゃん・・・」

「やっぱし
わたし文章書けない・・・
あほだ・・・」
( ;∀;)

奈落の底まで
人知れず落ち込んだ。

ここまで学年が
上がっても

気の利いた書き方

もっと文章を
書きたくなるような
表現を

教えてもらえる
機会はなかった。

また、

わたしも
「もっとかっこいい
作家さんみたいな
文章が書けるようになりたい!
どうしたらいい?」

と質問するだけの

無邪気さも
知恵も
度胸も
言語能力も、

はたまた
「この人に質問してみたい」と
思わせるような大人との
出会いも

なかった。
(ノД`)・゜・。

そんな私でも
文章を書けるようになったきっかけが

中学受験の塾に行ってから。

わたしは気乗りしないのに、
塾にぶち込まれたのだけれども、

(秋祭りに行きかったのに
親に止められて、
入塾テストを受けさせられた)

きさくな友達と
ユニークな先生に
恵まれ

だんだん塾に行くのが
楽しくなってきた。

大手塾の国語の授業で

「出来事を書いて
気持ちをかけば
いいんだ。」

ということを
はじめて学んだ。

知ってしまうと
なんということは
ないのだが、

それ以来
文章を書くのは
そこまで苦では
なくなった。

「どんな気持ちことばを
使おうか?」

吟味したり、

「模範解答では
心情語を
ひとつしか使っていないけど、
ふたつ用いたら
ダメなの?」

と疑問を持ったり、

自分なりの
試行錯誤が始まった。

いったん
やることが
わかれば

いままでに
くらべると
はるかに簡単。

もちろん今から振り返ると
ノリとテンションだけで
突っ走っているのだけど、

(小学生なりに)
「文章を書く」という
ことがわかったような
気がした。

そんな長いお悩み時代を
経験しているからこそ
伝えたいメッセージがあって、

もしいま
思ったことが表現できないとか、
作文が書けないとか、
記述答案が書けないとか、

なにか「書くこと」について
悩んでいるとしても、

状況をかえることは
できるよ。
(*’ω’*)

1 書き方を学ぶ

2 気持ちことばのレパートリーを増やす

この2つをまず
目標にしてケロロ。
(*´ω`)

「書き方」を学ぶとは

出来事→気持ちの順番で書くこと。

記述答案なら
これが基本形。

他の形式の文章のときは
もっと遊び心をもって
アレンジもできる。

「気持ちことばのレパートリーを増やす」とは

「気持ちことば」を
ストックして
増やすこと。

これが想像以上に
大事。

だって、
知らない言葉は使えないから。

覚えていない言葉は
さっと出てこないから。

逆にいうと

「気持ちことば」をたくさん
知っていたら、

それだけ
記述で書ける内容が増えるし、
自分が伝えたい内容を
的確に表現できる。
(*´▽`*)

国語専門塾13年とちょい
やってて、

「記述が苦手です」

「文章が書けません」

って山のような相談を
受けてきた。

だけど、

「やり方をおぼえて
知識をたくわえて
使っていけば
できるようになる。」

本当に文章を書けなかった
悩んでいたからこそ、心底思う。

「やり方をおぼえて
知識をたくわえて
使っていけば
できるようになる。」

今からできることを
コツコツやっていく。

それだけ。
(*^▽^*)

今からできることを
コツコツやっていけば、
3か月後、1年後は変わってくるよ!!
(,,・`∀・)ノ

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