子どもはテスト問題の読み取りできなくても
親の気持ちの読み取りは恐ろしいほどよくできる。
「テストどうだった?」
「(安心させたいから)まあまあできた」
「(できなかったって言うともっと勉強させられるから)うん大丈夫」
「(よくわかんないけど)よくできた」
(って答えておけば、とりあえず大丈夫かなー)by 子ども
けなげといえば、けなげだし、
テキトーといえば、テキトー。
子どもは瞬間瞬間を生きているから、
悪気はなくても、本気でテストのときのことを忘れてる子も存在する。
客観性が育っていない子もいる。
それを差し引いても、親の反応を気にして答えている子の
なんと多いことか。
試験終了後の親子の会話って
「試験おつかれさまー」
「面白い問題が出た?」
「はやく昼ごはん食べよー」
とかとか、いろいろな会話がありえると思うんだけど、
なぜか「試験の出来具合どう?」
って話が多いような気がするんだ。
ここテストでよく出るからね!!並に
よくあるあるあるあるある話。
親が質問したくなる動機は何?
親の側から、試験の出来具合について質問をしたくなるのは、
親が安心したいから。
隠された動機だからなー。
なかなか気がつきにくいんだけど。
「安心したいから聞いている訳じゃない!」って思いつつ、
微妙に心がザワザワする親御さんがいたら
次回のテストが終わった後で
「試験どうだった?」
って聞かないでみてね。
結果について言及しなくても穏やかな時間が過ごせるんだったら、
「安心したいから」って動機じゃなかったんだろう。
(疑ってしまってごめんなさーい)
「子どもの感想を一切聞くな」って意味じゃない
あ、もちろん「子どもの感想を一切聞くな」って意味じゃないですよ。
があれば、どんな会話でもOKですわ。
その土台がないなら下手に問いかけないほうがいいよ、ってこと。
「試験ができたかどうか」知りたいなら
試験問題用紙に解答を書き込ませることだね!
特に選択問題は「ア」とか「イ」とか選んで
丸をつけておけばいいわけだから。
あと、本文に線を引きながら読むように
日ごろからしておくといいよ!
線をひいていないところがあったら
というような「何か」がある
ということが判明するよー。
親と子ってこんなにも意識が違うからねー。
無理やりやらせよう!とも
何とかやらずに逃げ切ろう!とも
思わずに、
ぜひ親子でハートフル国語塾のブログを読んで、
お互いの理解を深めてね。
「やってよかった中学受験」にしよう!