「過去問を制する者が中学受験を制す」

中学受験過去問

中学入試をやっていると
一度は耳にしたことがある言葉。

確かに、
過去問対策は
いつかは絶対に取り組まなきゃ
いけないもの。

でも、

  • 過去問をいつから演習したらいいの
  • 過去問は何年分やったらいいの?
  • 過去問の解き直しは必要?
  • ・・・といった
    過去問を実際に
    進めていく方法について

    「よくわからない!」

    という疑問の声を毎年聞いています。

    サピックスや四谷大塚
    早稲アカといった
    大手塾の先生から

    過去問について
    指示があるみたいだけど

    「夏には始めましょう」
    「夏では早いです」

    「最新年度からはじめましょう」
    「古い年度からはじめてください」

    先生や科目ごとに
    いろいろなアドバイス・・・

    時には正反対のアドバイスが
    飛びかっているようです。

    そんな状況もあって、

    サピックスや早稲アカ、
    四谷大塚の先生方から指示を受けても

    「本当にこのやり方は
     うちの子に合っているの?」

    疑問は尽きず、

    ハートフル国語塾の
    レギュラー生からも
    毎年のように質問が来ます。

    「どういうふうに
    過去問を進めたらいいんですか?
    本当のところはどうなの?」

    と。

    時間がない!
    解けない!
    どうしよう!

    という不安がありつつも、

    せっかく
    過去問を解いていくんだから

    実力アップ、
    志望校合格につながる
    効果的な方法で解いていきたい!

    という願いを持つのは当然のこと
    (*^-^*)

    そんなリクエストにお応えして

    後悔しない中学入試の
    過去問の進め方について

    今回はとくに
    「過去問をいつからやるか」
    について
    説明します!!

    「過去問をいつからやるか」わからなくなる理由

    過去問をいつやるべきか
    わからないのは

    過去問をやる目的が
    はっきりしていないからです!!

    過去問をやると
    どんないいことがあるのか?

    過去問を演習する目的は?

    ってことを
    まず考えてみよう!!

    はっきり言って

    方法論や
    テクニックやノウハウ
    表面的なことだけ追っかけても
    意味ないよー!!

    気持ちはわかるんだけどね・・・

    過去問に実際に
    取り組む前に

    解く理由やメリットを
    確認したほうが

    親も迷わないし
    子どもも納得するし
    効果的!!!

    家族みんなで頑張れる♪

    というわけで、
    過去問をやる意義や目的について
    お話します(≧▽≦)

    過去問をやる意味は?目的は?

    過去問に取り組む意味やメリット
    どんなことがあるかな?

    (*‘∀‘)

    今回は
    「有名中(昨年度の過去問ダイジェスト)」じゃなくて

    自分が受けようとしている
    中学校の過去問

    って前提で考えてみてね。

    できたら先を読み進める前に
    あなたも考えてみてね。

    お子さんと一緒にやると
    効果倍増だよ。

    頭の中がすっきりして、
    納得感が増すし。

    ちょっと考えて。。。。。

    。。。。

    。。。

    。。

    用意はいいかな?

    過去問をやる4つの大きな理由

    問題を解く子ども・少女

    ハートフル国語塾のレギュラー生と
    一緒に勉強してきて
    現時点で考えた過去問演習の理由は
    大まかにわけて4つ。

    1 志望校の出題傾向を知るため

    2 子どもの実力を知るため

    3 受験するかどうか判断するため

    4 モチベーションを上げるため

    それぞれ詳しく説明してくね
    (‘ω’)ノ

    1 志望校の出題傾向を知るため

    たとえば、
    桜蔭を受験する場合

    一回過去問を解いてみれば
    バリバリ記述やん!!

    ってわかるよね。

    それぞれの過去問をやる中で

  • 記述が多いとか
  • 記号が多いとか
  • 時間が短いとか
  • 学校ごとの個性っていうか
    出題傾向に気づく。

    このとき重要なのが、

    「うわー本当に長文」

    「何書いていいかわからない」

    って

    実感をともなったうえで、
    出題傾向を知る

    のが大事。

    受験雑誌やネット情報で

    「本文の長さが5000字」
    とか
    「高度な読解力を要する」
    とか
    言われても

    実際に問題を解いたことがないと
    「では何をすべきか?」って
    想像できないんだよねー
    (-_-メ)

    だから

    ぜひ問題を解いて、
    あこがれの志望校の出題傾向を
    把握しよう!

    勉強の方向性を知るための
    過去問演習だ。
    \(^o^)/

    2 子どもの実力を知るため

    当然ながら、過去問を解いてみると

  • できる
  • できない
  • がハッキリするわけで

  • 合格者平均点に届いているか
  • 受験者平均点に届いているか
  • も(学校が点数を公開していれば)
    ワカル。

    模擬試験や
    テキストに対しては
    「たまたまできなかっただけ」
    って気分で言い訳
    しやすいけど、

    自分の行きたい
    中学校の過去問だと
    言い逃れできない。

    いまの自分の実力がわかる。

    これからの勉強で

    いまの自分の実力を理解し
    志望校が求める能力の「差」
    をうめていくことが
    できたら合格する。

    まずは自分の実力を知ることから
    スタート!

    3 受験するかどうか判断するため

    2で解説した
    自分の実力を知ることとも
    関係あるけど、

    この学校、
    「受験しようか、やめようか?」
    という最終判断をする材料は

    やはり過去問。

    いくら四谷大塚の合不合や
    サピックスオープンで
    合格判定60%とか
    80%が出ていても、

    所詮は偏差値で
    はじき出した数字だから

    完全に
    たよりっきりに
    するのはアブナイ
    (;・∀・)

    一番参考になるのが

    合格者平均点を
    取れるようになったかどうか?

    これが大事。

    「サピックスオープン中学」とか
    「合不合中学」とかは
    ないのだから。

    模試は模試であって
    本番入試には、なれない。

    学校の過去問演習で
    どれくらいできたか?が
    決定的な判断材料。

    4 モチベーションを上げるため

    塾の宿題などは
    嫌がるのに

    「○○中の過去問ならやる!」
    (*^▽^*)

    第1志望校の
    過去問に情熱を燃やす子が
    一定数いるのだー。

    あなたのお子さんもこのタイプ?

    逆に、
    第1志望校の過去問をやって
    あまり点数が取れなくて

    「もう勉強ヤダ!」
    (@_@)

    ってなっているとき

    第2志望以下の
    中学校の過去問をやって

    「あ、案外できてる!」
    「合格者平均点超えてる!」
    \(^o^)/

    と自信を取りもどすケースも
    多いんだ。

    子どもにとっては
    過去問は神。
    なんだよね(≧▽≦)

    上手につかうと、過去問は
    自信をつけ
    マンネリ防止に役立つ
    カンフル剤になるよ!

    では、中学入試の過去問をいつからやる?

    時間・時計

    過去問をやる目的から
    ふりかえってみれば

    「過去問をいつからやるか」は
    目的ごとに微妙にちがう

    ということに気がつくね
    (*^-^*)

    過去問演習の目的ごとに
    いつごろから
    どんなペースで解いていくのが
    理想的か

    くわしくまとめてみました!!

    1 志望校の出題傾向を知るため

    志望校の出題傾向を知るという
    観点からは、

    一度でもいいから
    早めにやってみたほうがいい!

    → 難関校であっても
    早めに1回やってみるのがおススメ

    → ただし、直近2~3年分を
    早めにやるのはもったいない。

    ほどほどに古いものを
    1回やってみるのがベター!

    (そのためにあるのが
    ヤフオクやブックオフ)

    2 子どもの実力を知るため

    8月、9月・・・12月、1月
    とそれぞれの時期で
    実力をチェックしたい

    → 8月に全部!とか、12月にまとめて!とか
    一気にやるのは、おすすめしない。

    → 本命校ほど、
    秋以降にたくさんできるように!

    3 受験するかどうか判断するため

    受験判断が必要になるのは
    11月~1月

    → 実践力チェックなので
    古すぎない2~3年前程度の過去問がベター

    → 同じレベルの併願校で
    迷っている場合
    2回分くらいやってみる

    → 得点しやすい学校がわかる!

    4 モチベーションを上げるため

    気持ちが落ち込んだとき・やる気が出ない時に活用

    → 一気に過去問だけ解いても
    解きっぱなしになるので

    必ず「解き直し」をしてから
    次の過去問をやる!というようにルール化する

    → 第1志望~第3志望までバランスよく

    まとめ

    お子さんごとのアレンジは
    もちろん必要だけど
    基本形としてはこんなイメージ!
    (≧▽≦)

    あと、
    具体的にどのくらい昔まで
    さかのぼるかは

  • 得意科目か苦手科目か(苦手科目だけさかのぼるのもアリ)
  • 何年分前の過去問まで手に入れられたか
  • 出題傾向の大幅変更があったか
  • などによってかわるから

    あなたのお子さんの
    志望校のラインナップによって
    微調整してみてね!

    やり方に迷ったら
    「その過去問、何のためにやるの?」
    あなた自身に問いかけてみてね!!

    「過去問の進め方がどうしてもわからない!」場合
    国語力GPS診断で具体的な合格戦略を一緒に見つけていこう!

    お子さんが忙しい場合は
    ハートフルカウンセリング(オンライン可能)もあり!

    ひとりで悩みを抱えないでね。

    第2・第4金曜日音声セミナーを公式LINEで配信中。

    ID:@701izxix

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