文章長めなマンスリーテストの物語文。人間関係、すぐわかった?

サピックス6年生の皆さん
5月マンスリーテストお疲れさまでした。
(*^-^*)

今回の物語文は

読みやすかったよ!
というお子さん

なかなか読めなかった!
というお子さん

パキッと分かれたと思う。

というのも、

物語文の最初のページを読んでも
人間関係が
いまいちよくわからない。
(;’∀’)

冒頭1行目の「英一」って誰?
主人公とどういう関係??
弟なの???

仏壇が登場するけど
だれか死んじゃっているの?

「父」にも「母」にも
挨拶しないって
どーゆーこと?
「父」「母」って誰やねん?

と、まあ
疑問だらけで
読み進めていくしか
ないような物語なのね。
( ;∀;)

そして、
物語をだんだん読み進めていくことで

・「英一」とは主人公の父親のこと

・母親はすでに他界している

・仏壇=他界した「母」の暗示

ということが明らかになる。

この手の問題文で
高得点を収めやすいのが

小説だったり
ドラマだったり
ストーリー性のあるコンテンツ慣れ
しているお子さん。

勉強一辺倒ってより
ある程度エンタメも嗜んでいる子。
(*´▽`*)

逆に
ストーリー慣れ
エンタメ慣れしていない
お子さんには
厳しかったんじゃないかな。
(; ・`д・´)

というのも
日頃から塾以外の
文章を読んでいないと

今回のマンスリーテストのような
初期設定があいまいな文章を
読み進めていくのが、難しい。

実際の入試では
わざと設定がわかりにくくなるように

あえて物語の中途半端な部分から
本文を始める出題も多い。

だからこそ、

設定があいまいなまま、
とりあえず読み進めて
いくしかない。

つまり

物語文で得点できたかどうかは
「あいまいさに耐える力」が
あったかどうかの違い!
(,,・`∀・)ノ

大事なことは

どの部分がよくわからないのか気に留めて
(今回であれば「英一」って誰?)

・いかにもキーアイテムっぽい物を意識しつつ
(今回であれば「仏壇」)

・詳しい説明が出てくる部分まで、さっさと読む

ってこと。
(*^_^*)

最初の部分で
人間関係がはっきりしなくて
不安になっても

「あれ?この人誰だっけ?」って沼に
はまらないで

どんどん読み進めることが
とにかく大事!
(,,・∀・)ノ

この手の文章で
「どういうこと??」と
文脈迷子になって

戻り読みをすると
時間が足りなくなるパターンね。
よくある罠よ。

こういう文章は
あいまいさに耐えながら
むしろスピードアップして
読み進める。

ある程度読み進めていくと
「ああ、そういうことだったのか!」って
腑に落ちることが
多いからね。

そのためにも
まずは日頃から

・わかっている情報は何か

・わかっていないことは何か

意識しよう。

「この部分の設定が
はっきりしないんだよね」と

あいまいさに耐えて
ページを読み進めて

本文の情報を
確認していくことが
読解力アップの
はじめの一歩。
(*´▽`*)

そして、もちろん
耳タコタコだと思うけど、

やっぱり
読書しようね。
(・∀・)

難関中の国語の先生の
本音としては

あまり本を読まない
お子さんよりも

読書好きな子
来てね! 待ってるよ!!

だと思う。
(*‘∀‘)

ちなみに今回の出典は
高遠ちとせ先生の『遠い町できみは』
でした。

母親の死や父親の病、
理解のない祖父母・・・など
なかなかに中学受験っぽい話題が
そろっているなぁ、と。

ぜひ時間がある今のうちにご一読を!
(,,・`∀・)ノ

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