社会は「興味関心」次第で伸びる科目


今日も授業の合間に更新しています!

さて、社会が苦手な子の大半は
「興味関心」がそもそもありません。

だから、暗記をしようしても
面白いように不思議なほど忘れていきます。

とくに地理は
現在進行形の世の中と自分のつながりを感じていく科目。

広く世の中で起きていることに目を向ける気持ちがない限り、成績アップは難しい。

「東京は、地理が苦手が子が多い」

関東圏で展開している大手塾で働いていたとき
先輩講師から聞いた印象的な一言です。

なぜ、東京の子は地理が苦手なケースが多いのか?

その原因のひとつとして、
「自然が乏しい」ことが考えられます。

自然が少ないから、

  • 地形を意識しない
  • → 山脈や河川、平野や盆地の名前を覚えない

  • 農業や漁業といった「第一次産業」のことを考えない
  • → 果物や野菜の生産順位なども意識しない

    という事態が発生するのでは?

    私が地理に興味を持ったきっかけ

    社会は比較的得意な科目でしたが、

    地理はすこぶる苦手でした。

    そんな私が地理に興味を持ち、自分から覚えたい!と思うようになったキッカケは

    旅行

    です。

    旅行に行く前は

  • 気候の話を聞いてもイメージできなかった
  • 山地や山脈の話を聞いても、いまいちピンとこなかった
  • 平野はわかるけど、盆地ってどんなの???
  • という状態だったので、ただ「文字を覚える」暗記マシーン。

    覚えては忘れ、覚えては忘れる。

    大人になってから、はじめて「甲府盆地」に行ったとき

    「ああ、これが盆地なんだ!!!!!!!」

    と感動しました。

    自分がすり鉢の底にいるようで

    まわりが山で囲まれていて

    雲が見上げなくてもあって

    。。。。。

    当たり前でしょ!

    という声が聞こえてきそうですが。

    小学生時代は両親の実家(埼玉と岡山)に行くくらい。

    あとスキーキャンプ程度しか旅行経験がなかったので、

    実体験が乏しかったんです。

    大人になってから
    はじめて「盆地」のイメージが持てたのです。

    写真や動画じゃ、「経験」にはかないません。

    「甲府盆地ではぶどうやももの生産がさかんです。」

    と文字で読むだけよりも。

    実際に行って


    甲府盆地では


    ぶどうと


    ももの

    生産がさかんです。

    のほうが印象に残るよね。

    もちろん全国各地すべての場所に行くことはできないけど

    何箇所か地形や気候の異なる地方へ旅行して、
    基本のイメージが自分の中に生まれたり、
    地域ごとの違いに興味が生まれてくると
    中学受験の地理が得意になってくるよ!

    この夏休みはもう計画を立てられない!というご家庭でも
    秋、冬にぜひ(とくに小4におすすめ)!