「ミラクル合格」は戦略の勝利
「ミラクル」合格は偶然的な要素もあるけど、
自分で呼びこんでくるもの。
大切なことは次の4つ。
1 「何をやらないか」決める
2 志望校選びで迷ったら「過去問の相性がいい」学校を選ぶ
3 過去問ばかりやらない
4 「合格メンタル」を養う
1 「何をやらないか」決める
大手塾は「塾でやらなかった」という評判を恐れて、
「やるべきこと」を多めに示す傾向がある。
しかも、問題レベルが「その子」にとって難しすぎることも多々。
それにまきこまれすぎない。
土台がないのに、グラグラしたままで
高いところまで届くはずがない。
基本的に塾側は難しいものをやらせたがるので
(全体に向けたカリキュラムになりがち)
優先順位は自分で(家で)決める。
必要ならば、基本に戻る。
小5教材に戻ることもいとわない。
プライドをかなぐり捨てた人は、合格の扉に近づいている。
サピックス生に
漢字や慣用句などの基本的なチェックをやってあげると
すごく感謝されている。
子ども自身も「基礎力つけたい」って気持ちがあるんだろうね。
あれこれひねくり回したテクニカルな問題だけじゃなくて。
むりやり「その子にとって」難しい問題を解かせようとするのは、
OSアップデートしたはいいけど、マシンのスペックに合ってなくて
動作が遅くなるっていうのと同じ。
問題集選びができない、って親は
自分が解かせたいレベルより「2段階」落とせば、ほぼ正解。
レベルを落とした分、スピードと正答率にこだわる。
2 志望校選びで迷ったら「過去問の相性がいい」学校を選ぶ
偏差値だけで選ばない。
偏差値がギリギリ足りていても、
実際問題を解いてみると、得点しにくい学校がある。
学校の個性やニーズがは様々。出題傾向が違う。
だから、受験校の最終決定は、偏差値ではなくて、やはり過去問。
「どうしても行きたい学校」があるならば、自分を変えるしかない。
自分を変えたくないならば、「受験校」を変えたほうがいい。
(ついでに言っておくと「子ども」を変えたいなら「親」が変わったほうが早い。)
3 過去問ばかりやらない
過去問は「自分の実力と志望校の距離」をはかるためのツール。
頻出分野はもちろん確かにあるけど、
過去問ばかりやっても実力はつかない。
過去問で発見した「苦手分野」や「時間の使い方のクセ」を修正していくのさ。
それでこそ、実力アップ→偏差値アップ→憧れのあの学校が母校になる(*^▽^*)
っていう「必勝の方程式」が成立する。
これからの時期「〇〇中対策」が増えてくるけど、
そればかりに勉強時間を取られない、という話も同じこと。
「〇〇中対策」は基礎力の前提あってこそ。
「〇〇中対策」ばかりしたがる子(家族)は
地味な基礎力アップから逃げているケースあり。
4 「合格メンタル」を養う
9月以降の小6について、
子どもは
に負けない。
親は
に負けない。
これらの「魔物」に取りつかれずに
(もちろん多少は感じてもいいのよ、自覚があれば暴走しないから。自覚がないのがマズい)
2月の試験を完了できれば、
「その子の長い人生」というスパンで見たら
「中学受験は成功」なんだよ(*^▽^*)
合格メンタルに気を付けるようになって、
生徒たちの合格実績が「跳ねる」ように上がってきたから
子どもたちが成長してくれていると実感してるから
(もちろん成績だけじゃないよ。人間としてってこと)
「所詮きれいごとでしょ」
「どうせ我が家では無理」
って思われるかもしれないけど、書くよ。
親も、受験生も、これが大事。これからが大事。
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