マンスリーテストだと成績がいいのに、組分けテストで成績が下がる!

サピックスにお通いの
お子さんにとって

来たる夏期講習の
クラスを左右する
マンスリーテスト!

なんといっても
クラス上下動幅に
制約がないので
緊張感走るよね。
(*‘ω‘ *)

実際、組分けテストは
想定外の結果になりがち
なんだけど、

それはなぜか?
(・・?

理由は簡単で、

何らかの要素が
今までのマンスリーテストよりも
難しくなっているから。
(;・∀・)

あー、ほんと
やめてくれーっ
(;・∀・)

という思いなのですが、

組分けテストは
今までのテストと比べて
何かが変わります!

んで、
どういう点で
難しくなるか・・・

がテストごとに
違うんだ。
(,,・`∀・)ノ

7月組分けテストの
物語文の出典は
八束澄子先生
「ぼくたちはまだ出逢っていない」でした。
(2022年10月発売)

この物語文の出題は
何が難しかった点は何か・・・
というと


お子さんによっては
えらく読みにくいという点。
(;’∀’)

読みにくくなる要素は以下の3つ。

1 比喩が多い

2 場面がどんどん変わる

3 物に向かって主人公が語り掛ける

ではそれぞれ
説明していくね!
(,,・`∀・)ノ

小6で
問題を解いたお子さんは
振り返りとして、

まだ小6でないお子さんは
「へー小6になると
これくらいのレベルの問題が
出題されるんだ」

と心の準備になれば
うれしいです!!
(,,・`∀・)ノ

1 比喩が多い

この作品では
心情や人間関係を
暗示するための
比喩表現が多め!

だから、

比喩のイメージが
伝わらないと

「これってどういうこと?」

「何を言ってるの?」

と頭の中で
立ち止まる感覚に襲われる。

ほんとに
ちょこちょこ
比喩が使われている。

比喩表現が
 ↓ ↓
心情や人間関係を
ほのめかしている

場面の具体例を挙げると、

自分だけがテレビドラマを
見ているようで、
自分が出演しているって
実感がわかない

 ↓ ↓
家族が会話しているのを
聞いていても、
自分が家族の一員と感じられない

夫婦おそろいの
湯飲み茶碗が割れる

 ↓ ↓
家族間に険悪な雰囲気

とまあ、こんな具合。

これらの表現が
積み重なると

ボディブローのように
じわじわ効いてきて

読むスピードが遅くなったり、
意味がつかみにくくなったりするのです。
(;・∀・)

今までのマンスリーテストだと
一番印象付けたい場面とか
ラストシーンくらいにしか
決定的な比喩はなかったので、

5月・6月マンスリーテストでは
得点できていたお子さんも
きつかったのでは?と
想像しています。
(; ・`д・´)

こういう比喩表現については、

「星=希望」
「歩き出す=前向きな気持ち」
のような定番的な比喩を
押さえたうえで、

その都度、
本文を確認していくしか
ないのが現状。

(だから難関校で比喩問題が
好んで出題されるのです)
( ;∀;)

今回の物語文が
読みにくかったよー
ってお子さんは

小問ができているか否かに
かかわらず、
数日後に読み直して
みるといいですよ♪

後から読むと
「はっ!!」と気づくことも
あります。
(*´▽`*)

2 場面がどんどん変わる

今回の物語は
どんどん場面が変わります。
(;・∀・)

なんだか
物語のハイライトを
駆け足で追ってるみたい。

主人公が外に一人でいる場面
 ↓
主人公が帰宅した後の場面
 ↓
母親と義理の父の会話がすれ違う場面
 ↓
いたたまれなくなって家を飛び出す場面
 ↓
お気に入りの茶碗に語り掛ける場面
 ↓
家族に見つけられ大団円

というように

大問2問構成の
物語文の出題にしては
パカパカ場面が
移り変わる印象なのです。

正直言って、読みにくい。
(;’∀’)

こうなると、

問題が解ける程度に
「あーそうなんですね」と
割り切って
読み進めるしかない状態。

選択肢を見てみると
「家族関係」にまつわる悩みで
物語文が展開していると
わかるので、

その解釈に乗って
解いていくしかないかなー、
という感想です!
(,,・`∀・)ノ

3 物に向かって主人公が語り掛ける

作品全体を読むと
何らかの必然があって、
自然な流れとして
描かれているはずなのですが、

テスト出題用に
切り取られると
「謎設定」になってしまう場面……
(;’∀’)

主人公である
中学生の女の子が

「月光」という茶碗と
対話をして
心が癒されていく
場面が登場します。

要するに
ひとりで内面の整理をして
気持ちを明らかにしていく
場面なのですが、

比喩が使われている
ことも相まって、

何が言いたいんだか
わかりにくくなっています。
(;^_^A

ただ、こういう
「わけわかんないよー」と
叫びたくなるような
表現があっても

ーーー線の前後を
忘れずチェックして、

指示語を見て、
消去法を合わせて
使っていくと、

なんとか
答えの根拠がみつかります。

だから、
「わけわかめ」状態になっても
自分から焦って
混乱しすぎない
ことが大事です!!
(,,・`∀・)ノ

まとめ:読みにくい文章でも「今までの解き方で解けないか?」

サピックスの組分けテストだと
いつものマンスリーテスト以上に
読みにくい文章が
出題されることが
あるのは事実。

ただ、
「問題を解く」って
ことだけに
集中するならば、

いつもの解き方で
解き続けることが大事。

つまり、

ーーー線の前後を
まず確認する、

指示語・接続詞チェック
する、

などなど
基本に忠実に
解き進める。

そうすると、
もちろん文章のすべてを
理解することは
できないかもしれないけど、

案外、自分が思った以上に
解けた!
(,,・`∀・)ノ

ってことも
多いよ。
(*´▽`*)

一番避けたいのは
自分から「もうわからない」
って、

あきらめ気分に
なってしまうこと。

それじゃ、もったいない!

読みにくいときほど
基本の読み方に戻って
解き進めてみてね!
(,,・`∀・)ノ

さーてこれから読むぞー☆彡
(,,・`∀・)ノ

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