国語が得意な子の常識「フラグが立つ」「〇〇フラグ」!

中学受験で出題される
文章のパターンって
ある程度決まってる。

その一例として
挙げるならば

先日の
小5のサピックスオープンの
物語文。

正直言って、
物語文最初の2ページくらい
「いかにもありがちっ・・・」
という展開だった。

出典は「キャプテンマークと銭湯と」
佐藤いつ子先生。

ジャンルとしては
小学生のサッカーもので、

正ゴールキーパーが
けがをしてしまい、

補欠の子が登場。

しかも、これから
PKの場面。

補欠のゴールキーパー君は
敵のシュートを止められるのか?

という場面から
物語は始まります。

そして、注目すべき点は

最初から
この補欠ゴールキーパー君、
がくがくブルブル。

緊張し、萎縮しまくってるんだ。
((( ;゜ Д ゜)))

そうであるならば、
このPKの結果は
どうなるか?

なんとなく、想像つくよね???
(*´▽`*)

そう、

残念なのですが、
(ここで「残念なのですが」と
書いてあることからもわかるように)

敵にシュートを
許してしまいます!
(; ・`д・´)

あーかわいそう・・・

なのですが、
テスト中は
感傷にひたっている
暇はありません。

さくさく読んで
サクサク問題を解かないと
いけないですね。

さて、

ここで

考えてみたいことは
何かというと、

冒頭のPK部分で
補欠キーパー君が
緊張していたことが
最初の数行で分かった場合、

冒頭部分を
めちゃめちゃ丁寧に
読む必要があるか?

ということ。

めちゃめちゃ丁寧に
読む必要があろうか、
(いや、ない)。←これ反語ね。

正直言って、
最初の部分は
さーーーーーっと
流し読みでよいわけよ。
(*´▽`*)

だって、
これ、
フラグが立ってるから!!
(,,・`∀・)ノ

「フラグ」とは何か?

「フラグ」とは
もともとは旗の意味で、

そこから転じて

「・・・だったら
この後~~~になるだろう」

「・・・になることで
~~~になる前触れがそろった」

というような
きざし・予兆のこと。

たとえば、ホラー映画だと

「あんな古いお屋敷、
ぜんぜん怖くないぜ!
お化けがでるなんて
迷信さ!!!ハハハ」

と息巻いていたキャラから
原因不明の死を遂げる
・・・みたいなの。

展開自体は
そんなに珍しくないでしょ?

今回のストーリーで
あれば、

補欠キーパー君が
緊張している状態になることで、
 ↓ ↓
この後、PK阻止に失敗する
展開になると予想されること。

ある程度、
物語文を読みなれている
人であれば、

最初っから
補欠君が緊張している
あたりから

「フラグが立った」
認定になるとおもう。

なぜか?

だって
そういう展開をする
物語が
多すぎなんだもん。
(・∀・)

もう少し丁寧な
言葉で言うと
経験則、って
ことだなー。

そして、
ここからが
大事なのですが、

ある程度
展開が予想されている
場面については

読む時間を
かけすぎない。

この心構えが
テストに臨む上で
心底、だいじ。

おそらく、
今回のサピックスオープンは

小5基準だと
それなりに記述多めで
時間が足りなくて
あわてた人も
いるんじゃないかと、おもう。

そういうときに
大事な発想は、

時間をかけなくても
いいところでは
時間ををかけない。
(,,・`∀・)ノ

この発想なんだ。

今回のサピオープンでは
冒頭部分を読むのに
時間をかけない。

サクサク読み進めるのが
大切ね。

あえて冒頭部分で
注目するならば、

補欠キーパー君の
友達で
勝つぞー!と
意気込んでいる
主人公の気持ちの熱量かな。
(ちょいテンション高すぎ)

とにかく、
分量が多めのテストなので
さくさくパンダで
読まねばならぬ。

そして、

後半部分の
読みとか、
記述問題を解くのに
時間をかける。

そのためにも、
「いかにもあるあるパターン」を
自分の中にストックしていくことで、

さらーっと読み進められる部分を
増やしていってね!
(,,・`∀・)ノ

まとめ・「丁寧に読む」と「さくっと読む」のバランスを身に着けろ!!

日頃から
「文章は丁寧に読みましょう」
って言われていて、

無条件に
「丁寧に」読んでいると

残念ながら、
時間の使い方の
メリハリがついていない
場合があるのね。

もちろん、
最初は時間をかけて
登場人物とか
場面を把握しましょう、
でいいんだけど、

その段階に
とどまっているだけだと

中学受験国語を
解いていく上では
「時間が足りなくなる」という
壁にぶち当たるかも
しれないよ、

というお話ね。
(*^^*)

だから、ある程度
「フラグが立った」という
発想に慣れて、

「・・・ときたら
~~~という展開が
待っている」

んじゃないかな?

とゆる~~~く
頭の片隅に置いておくことで
読解力がアップします!
(,,・`∀・)ノ

国語が得意な
サピックスのアルファの子は

「あ、またですね」
「はいはい来ましたね」
みたいなことを
よく言っているので、

実際、有効な考え方
といえるよね。

そして、

典型的なフラグを
理解しているからこそ、

予想外の展開になったとき
「あれ?」といわんばかりに
注意深さを発揮できると
思うんだ。
(*´▽`*)

だから、これから
あなたが勉強を
進めていく上で、

「またこのパターンキタ――(゚∀゚)――!!!」

と気づいたら、

意識してストックしておくと
実力アップにつながるよ!
(,,・`∀・)ノ

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