桜蔭女子会をきっかけに母校のことを思いだず時間が多い。

在学中いくら勉強しても成績が上がらなくて悩んでいたのだが、
(そりゃそうだ、超勉強している人間orナチュラル天才しかいない集団でテストやっているんだから、そんなに簡単に評価上がらないってば(;・∀・) 在学中に気づこうよ>自分)
個性的な友人・先生が大勢いて、知的で面白い空間だったことは確かだ。

受験した学校のうち、入試問題が面白いなーと感じたのは桜蔭だけ。

国語は記述の多さ・問題文の重厚さ、
算数・理科はいかにも理系進学校っぽい出題
ということで話題になりやすい。

が、桜蔭らしい出題ということであえて「社会」を取り上げたい。

私が合格した時から相当な月日が流れているにもかかわらず、社会の問題傾向で変わらないところがある。

それは記憶だけで解けない問題があること。

「これがこうだったら、こうなるはず」「こういうケースだったら、この結論はありえない」
って、論理的に考えて、詰めていくと解ける問題が出題される。

本番の試験中、面白い問題だな!って感動したんだよね。

論理パズルっぽくて、おもしろーーーいって、わくわくした!

入試本番中で「感動」っていうのも何なんだけど、塾での勉強って、覚えたことを「吐き出す」だけで嫌だったんだよね。丸がついてもつまらない、バツになると不愉快ぶー。みたいな気分(小学生なんてそんなもの)。

だから、論理パズル社会科クイズに遭遇した時、うれしかった。

この論理パズル問題は、公民の選択肢問題でよく出てくる。

ちなみに、公民が分厚く出るってことは、いまの世の中に興味を持ってね、ってことでもある。昨年の仮想通貨ブームの折、校内のテストで仮想通貨ネタが出題されている。変なユニークな学校。笑える。

社会科はもうちょっと後で過去問を解くことが多いだろうから、受験生は楽しみにしていてね。